ブランディングには一貫性が大事
DATE . 2024.03.02
Category : ブランディング

Creative Director
小売業からデザインの道へ進み、3度の起業を経て、現在はブランディングを軸に中小企業の支援を行う。WEBを活用したマーケティングが好き。根拠はないが"招き猫体質"らしい(笑)
© 2024 TONE BRANDING.
DATE . 2024.03.02
Category : ブランディング
Creative Director
小売業からデザインの道へ進み、3度の起業を経て、現在はブランディングを軸に中小企業の支援を行う。WEBを活用したマーケティングが好き。根拠はないが"招き猫体質"らしい(笑)
僕はデザインが大好きで、街を歩いていると目に飛び込んでくる、
デザインやキャッチコピー、広告を見るのが楽しくて仕方ありません。
そのデザインやコピーが見る人に何を伝えたいのか。
そしてどう行動して欲しいのかを推測すると、発信側の意図が見えてきます。
たぶんこんな風にデザインやコピーを見ている人は極少数派で、
多くの人はデザインやコピーを素通りしている事が多いと思います。
世の中には様々な情報が溢れかえっています。
冒頭の広告などもそうですし、テレビ、ラジオ、雑誌、YouTube、SNS等々から、
僕らは取捨選択して情報を得ているわけです。
言わば情報が飽和しているといっても過言ではないと思います。
僕ら人間は、30秒から数分間の一時的な記憶(短期記憶)の容量が7個程度と言われています。
たくさんの電話番号を一瞬で覚えようと思ったら、せいぜい7個程度しか覚えられないという事です。
例えば街を歩く時、人は何かしらの考え事をしながら歩いています。
これからの予定のことだったり、夕飯のことだったり。
ひょっとしたら7つの記憶メモリを最大に使って歩いているかもしれません。
そんな人に広告を届けようと思ったら、インパクト(印象)を残せなければ到底覚えてもらえません。
(これをブランディングの世界では「刺激」と言います)
そして仮に覚えてもらったとしても、覚えた記憶は20分後に42%忘れ、
1時間後に56%、1ヶ月後には8割を忘れていくのです。
忘れらられるのを防ぐためには「反復して伝えていく」ことが大切です。
しかし、反復して伝える際に、色や形がコロコロ変わってしまったら覚えにくいですよね。
だから覚えやすくするために「一貫性」をもって伝える必要があるのです。
ブランディングにおいて一貫性が必要と言われる所以はここです。
意図的に刺激(インパクト)を設計し、継続的に一貫性を持って伝え続けることで
強いブランドが生まれていくのです。
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