自発的に行動をすることでブランドが育つ
DATE . 2024.01.12
UPDATE DATE . 2024.02.12
Category : ブランディング / 経営戦略

Creative Director
小売業からデザインの道へ進み、3度の起業を経て、現在はブランディングを軸に中小企業の支援を行う。WEBを活用したマーケティングが好き。根拠はないが"招き猫体質"らしい(笑)
© 2024 TONE BRANDING.
DATE . 2024.01.12
UPDATE DATE . 2024.02.12
Category : ブランディング / 経営戦略

Creative Director
小売業からデザインの道へ進み、3度の起業を経て、現在はブランディングを軸に中小企業の支援を行う。WEBを活用したマーケティングが好き。根拠はないが"招き猫体質"らしい(笑)
今日は僕らがブランドのお話をする上で、
やたらお世話になっているディズニーランドのお話です。
僕は自慢ではありませんが、ディズニーに2回しか行った事がありません。
でもビジネス書などの中でも至る所で取り上げられているのがディズニーで、
そのブランド力の強さにいつも尊敬の念を抱いております。
ディズニーについては、ワークショップの中でロゴを見た9割の人が「夢の国」と答えています。
この僕らがイメージしているディズニーらしさ「夢の国」とは、
一朝一夕で生まれたものでは決してありません。
ブランドに触れるたびに体験してきた、
一貫したブランド体験があってこそです。
例えばこんな有名な話があります。
ディズニーでは迷子のお知らせの放送をせず、
キャストの綿密なネットワークを介して迷子を探しているそうです。
これは夢の国という世界観を守るためのものでもあります。
夢の国で「赤い服を着た3歳の女の子が迷子です」なんてアナウンスがあったら、
一気に現実の世界に逆戻りですよね。
もう一つ逸話があります。
お掃除スタッフに「何を拾っているのですか?」と尋ねた際、
そのお掃除スタッフは「星のかけらを集めています」と答えたそうです。
なんてロマンチックなんでしょう。
この話の素晴らし所は、こう聞かれたらこう答えようというマニュアルに沿った対応ではなく、
各スタッフが自発的に考え行動している点なのです。
「夢の国をみんなで作るんだ!」という共通の認識があれば、
そこにマニュアルなんて必要ありません。
そしてそのマニュアルではない自発的な行動のひとつ一つが、
顧客に対してのブランド体験につながり、
その積み重ねが強固なブランドを築いていくのです。

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Written by : Nakamura Hiroki
Category : ブランディング

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