常盤珈琲焙煎所
ブランディング
- Industry :
- 小売店
Web / Branding
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Web / Branding / Logo
・ブランディングワークショップ
・ロゴ制作
・写真撮影
・ECサイト制作
株式会社ウッディプッディさんは、知育玩具の木製おもちゃブランド「ウッディプッディ」の商品企画及び販売をされています。
近年、円安や安価なブランドの台頭が著しい中で、自社ブランドの付加価値を明確にし、商品開発やプロモーションに反映することの重要性が増しています。
ウッディプッディさんもブランド力強化の必要性を感じられており、そのために本ブランドが満たすべき潜在的な市場や揺るぎない価値を明らかにしたいと考えていました。
また、社内スタッフが自社ブランドへの理解を深め、商品開発やプロモーションのクオリティ向上に繋げていくことや、主要メンバーが入れ替わった際にもブランドのバリューが揺るがないよう、ブランドを仕組み化することもミッションの一つとし、プロジェクトがスタートしました。
商品企画、マーケティング担当の方と定期的にミーティングを行い、コンセプト設計を行いました。
これまでは「木のおもちゃ」がメインだったこともあり、木をモチーフにしたロゴを掲げていましたが、今回コンセプトが明確に言語化され、価値を再定義したことにから、当初は予定にはなかったロゴマークの改修もすることになりました。
また、ロゴマークの改修によりECサイトに関しても一貫性のあるデザインにできたと思います。
子どもたちは、大人の真似をしながら育っていく。
日常には、子どもの好奇心をくすぐるモノゴトが溢れている。
そんな日常を、子どもたちが安全に楽しく遊べるよう変身させたおもちゃがウッディプッティ。お気に入りのおもちゃと一緒に、毎日思いきり遊んで、日常の暮らしと共にすくすく育ってほしい。そんな想いを込めて言語化されたコンセプトが「あそびと、暮らす。」
ウッディプッディは、大人が望む知性を育てるおもちゃではなく、子どもが持つ本来のチカラを日常の中から見つけて育てる存在です。
ウッディプッディのおもちゃは、「本来のチカラを自分で見つける」ということに大切にしているため、ロゴマークにも発見の楽しさを込めたいと思い制作にあたりました。
積みあがったおもちゃのモチーフには、「積み上げる」という「成長」の意味、さまざまな形の図形には「個性」の意味がそれぞれ込められています。
そして、図形を組み合わせると「WOODY PUDDY」という文字が作れるようになっています。
タイポに関しては「O」を大人、「D」を子供、間にある「DY PU」をウッディプッディさんのおもちゃに見立て、おもちゃを日常の暮らしの中で一緒に楽しむ様子を表現しました。
「あそびと、暮らす。」というコンセプトのもと、ロゴをモチーフとしたファーストビューには子どもたちが楽しそうにおもちゃで遊んでいるシーンを組み込みました。
さらにはコンセプトのテキストがある箇所には販売されている様々なおもちゃを配置し、Webサイトを見た時に思わずワクワクするようなデザインにしました。
またECサイトとしての機能も兼ねているため、購買の妨げにならないよう情報の導線を分かりやすくし、極力シンプルでユーザーが使いやすい構成にしました。
Director | Hagiwara Masataka |
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Designer | Nakamura Hiroki |
Writer | Aruga Sizu |