良いロゴとはどんなロゴなのか？

こんにちは、中村です！

今日は「良いロゴとはどんなロゴか？」についてお話ししたいと思います。

ロゴマークの必要性

ある調査によると、ロゴマークがない、または魅力的でない企業に対して、6割以上の人が不安を感じるという結果が出ています。
これは、ロゴマークが消費行動に大きな影響を与えることを示しています。ロゴがしっかりしていることは、商品やサービスへの信頼に直結しています。

ロゴの効果

では、ロゴの効果にはどのようなものがあるでしょうか？

外向けには、商品やサービスの認知度を高め、ブランドの魅力を伝えることでファンを増やす効果があります。

内向けには、企業の目指す方向性や概念をロゴに込めることで、それを社内で共有できる効果があります。
これは、スポーツ選手が共通のシンボルを背負って戦うことに似ています。

良いロゴとは

ロゴの制作費用は様々です。
数千万円をかけることもあれば、クラウドサービスで数千円、友達のデザイナーに無料で作ってもらうこともあります。
しかし、重要なのは「ロゴについて語れるか」です。
語れるロゴであれば、制作費用の大小は関係ありません。

語れること – ストーリー性 –

語れるロゴの例として、Nikeやソフトバンクのロゴを挙げます。

言わずもがな世界的に有名なスポーツブランドのNike。
ギリシャ神話に登場する勝利の女神「ニケ」が社名の由来になっているそうです。
ロゴには躍動感やスピード感を表していて、社名の由来となった女神ニケの翼をモチーフにしていると言われています。

ソフトバンクのロゴはシンプルな二本線。
一見、意味がなさそうに見えるロゴですが、実は坂本龍馬の海援隊の旗印になっているそうです。
激動の時代を疾走するといった想いが込められているようです。

これらのロゴに隠された意味を知ることで、ブランドへの愛着が増しますよね。

想いを詰め込む

ストーリーのあるロゴを作るには、何を伝えたいのかを明確にすることが重要です。
企業理念やコンセプトがロゴ作成の際の大切な要素となります。

引き算する

伝えたい想いが多ければ多いほど、ロゴは複雑になりがちですが、その結果、意味が伝わりにくくなることがあります。
重要なのは、「引き算」の考え方です。
伝えたいことをシンプルにすることが、効果的なロゴを作る鍵です。

まとめ

良いロゴとは、企業の思いや目指すべき方向性をシンボル化し、それについて語ることができるロゴです。
自社のロゴを見直す、または新たに作成する際に、この点を参考にしてください。

それでは、また！