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経営と起業とデザインの関係性

DATE . 2023.01.03

UPDATE DATE . 2024.02.05

Category : ブランディングデザイン / 経営戦略

Nakamura Hiroki
ジャーナルを書いた人Nakamura Hiroki

Creative Director

小売業からデザインの道へ進み、3度の起業を経て、現在はブランディングを軸に中小企業の支援を行う。WEBを活用したマーケティングが好き。根拠はないが"招き猫体質"らしい(笑)

経営と起業とデザインの関係性

こんにちは、中村です!

働き方が多様化する中で、起業という選択をする方も昔より増えているのではないでしょうか。

今日の記事は起業とデザインの関係性についてのお話です。
これから起業するまたは起業の準備を進めているという方に役に立てば幸いです。

起業する目的は人それぞれ

起業する目的って何ですか?

・組織に属するのが苦手
・自分のペースで働きたい
・お金よりもそれ以外の時間を大事にしたい
・社会課題を解決したい!
・売れそうな商品やサービスを思いついた

などなど、さまざまな理由があるかと思うのですが、
共通して言えるのは「自分らしい幸せな人生を送るために起業する」ということではないでしょうか。

ちなみに私中村の起業した理由を問われれば、
「ワクワクした人生を送りたい」からと答えます。

常に目の前にワクワクするモノやコトを置いておかないと、
「生きてる」と感じられないめんどくさい性格で。。

そのためには日々チャレンジできる環境が必須で、
僕にとって起業という選択は間違いがなかったと確信しています。

それはさておき。

自分らしい幸せな人生を送るためには、
安定した収益を得て、事業を持続させていく必要があります。

そのためには起業前の準備を綿密に行っておく必要があります。
ここを甘く見積もっていると失敗する確率がグンと上がってしまいます。

事業全体の計画を立てよう

事業全体の計画を立てる際、考えなければいけないことは山ほどあります。
従業員の問題、集客の問題、お金の問題etc・・・

この時、重要なのが短期的な計画と長期的な計画を立てることです。

企業を持続させていくためには、成長が不可欠です。

「現状維持は衰退」という言葉があるように、
変化しない状態は実質的には後退であるという考え方があります。

特にビジネスにおいては、他の企業や人々は常に進化し、成長し続けています。
そのため、自分自身や自社が現状維持をしている間に、他者は前に進んでしまい、
結果的に市場の中でおいてかれてしまうことで衰退につながっていくわけです。

なので企業を持続させていくためには、成長し続ける必要があり、
そのために必要なのが「短期的な計画」と「長期的な計画」です。

成長するためにはどうすれば?

基本的に企業活動とは投資と回収の繰り返しだと考えます。

例えば小売店の場合、商品を仕入れて販売することは投資と回収です。
人を雇って自分の代わりに生産してもらうことも投資と回収です。
お金を借りて商品を開発することも投資と回収です。

このように企業活動は、日常的に投資と回収を繰り返していくことになります。

要は投資と回収がうまくいけば企業活動が安定し、
うまくいかなければ廃業に追い込まれるというシンプルな世界戦です。

そしてこの時、無理なく投資と回収を行えば現状維持はできますが、
いずれ衰退していく可能性が高まるというわけです。

逆に然るべきところに積極的に投資を行うことで企業は成長できるはずです。

働く人を大事にした結果、企業が成長する話を耳にすることがあるかもしれませんが、
それは人に投資した結果なのです。

計画を立てる時のポイント

短期的な計画と長期的な計画を立てる際のポイントとしては、
企業の資源(お金、人、時間など)をどこにどのように配分するのかです。

計画はあくまで計画なので、ほぼほぼずれることは間違いありません。
なので、細かな部分の計画の精度を上げるところに力を注ぐのではなく、
事業全体を俯瞰して捉え、どこにどれくらいの投資をしていくのかの配分計画を立ててほしいのです。

デザインは経費ではなく投資

ここで本日の本題になります。

企業活動においてデザインは、切り離して考えることができない大事な要素です。

初めての方に渡す名刺にも良し悪しはあれどデザインという要素が含まれています。
今や企業のポートフォリオとなっているホームページにおいても、デザインという要素が含まれています。

100%と言って良いほど、企業の事業活動にはデザインが関係してきます。

うちにはデザインは関係ないという業種も、
周りを見渡せば必ずデザインが存在しているはずです。

例えば有名なところで無印良品やユニクロ、レクサスや日産など、
デザインに力を入れることでブランド力が向上し、
結果的に業績が上がったとされる企業は多く存在しています。

優れたデザインは、顧客の注意を引くことができ、
関心を高め、競合他社と差別化を図る手段になります。

また製品の特徴やサービスの利点を効率よく伝えることができ、
顧客の購買意欲を高めることにもつながります。

そう考えるとデザインは経費なのでしょうか?

いや、違いますよね?

例えば名刺のデザイン。

優れたデザインの名刺は、渡した相手に良い印象を与え、
興味関心を持ってもらうことができ、製品やサービスの購買につながるかもしれません。

プロのデザイナーに依頼すれば、それなりのコストがかかります。
でも、一度作成してしまえば継続的に利益に貢献する営業ツールに変わるのです。

優れたデザインは、企業の「資産」になりうるのです。

起業を考えて計画を立てるときは、短期的な計画と長期的な計画を立てましょう。
その際、全体を俯瞰して捉え、資産(お金、人、時間)をどこにどれくらい投資すれば良いのかの配分計画を織り込みましょう。

企業活動は投資と回収の繰り返しで、成長を望むのであれば、
然るべきところに投資をする必要があり、その投資先の一つにデザインがあることを忘れてはいけません。
優れたデザインは継続的に利益を生み出す「資産」なのですから。

追伸

デザインはお客さまへのおもてなしの心の表れでり、
事業に対する本気度のパロメーターであるとも思っています。

例えばお店の場合。

ボロボロの外壁に、明らかに店主が自分で作ったロゴが印刷された安っぽい看板のお店と、
綺麗に塗り直された外壁に、プロが作ったロゴが印刷されたおしゃれな看板があるお店があるとします。

前者のようにお客様をお迎えする入口(エントランス)が汚いと、
きっと接客も雑なんじゃないか・・・すぐに閉店してしまうんではないか・・・
と想像してしまう人もいると思います。

後者の場合は逆で、丁寧な接客がイメージでき、
事業に対する本気度から信頼できるお店なのではないかと好印象を持たれるかもしれません。

うちはお店じゃないし・・・という方!

ではビジネスの必須ツールである名刺はどうでしょうか?

顧客と初めて出会った時に渡す、エントランス(入口)としての役割ではありませんか?

・・・

・・・

あとはご想像にお任せしますっ!

それでは!

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