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意味のある打ち合わせにするために

DATE . 2024.03.02

Category : LIFE WORK DESIGN

Nakamura Hiroki
ジャーナルを書いた人Nakamura Hiroki

Creative Director

小売業からデザインの道へ進み、3度の起業を経て、現在はブランディングを軸に中小企業の支援を行う。WEBを活用したマーケティングが好き。根拠はないが"招き猫体質"らしい(笑)

意味のある打ち合わせにするために

僕は日々、数多くの打ち合わせを経験しています。
毎日、数件の打ち合わせが入るため、これまでに相当な数をこなしてきました。
しかし、いまだに上手にこなせないこともあり、常に改善の必要性を感じています。

そんな中でも、重要だと感じているのは「打ち合わせの組み立て方」です。

打ち合わせには、有意義なものとそうでないものが存在します。
お互いの貴重な時間を使っているので、目的を持った、意味のある打ち合わせを目指したいものです。

そこで僕が特に意識しているのは、打ち合わせのゴールを予め仮定しておくことです。
例えば、採用サイトの制作に関するお問い合わせがあった場合、
打ち合わせ前に現在のサイトを客観的に分析します。
そして、それを基に自分なりの仮説を立てます。

サイトが人材を前面に出していない場合、その理由を推測します。
「人材の入れ替わりが激しい」「社内のモチベーションが低く協力を得られない」など、様々な可能性を考えます。
しかし、これらの問題は、単にサイトを新しく作るだけでは解決しません。
問題の根本にあるのは、会社の「理念」や「ビジョン」の不明瞭さなど、より深い原因かもしれません。

このように、一つではなく複数の仮説を準備しておくことが重要です。
そして、これらの仮説を頭に入れて打ち合わせに臨みます。
もちろん、これらの仮説はあくまで推測に過ぎないため、直接的な質問は避けますが、
仮説を基にした質問をすることで、お客様が真に必要としていることを見極めることができます。

有意義な打ち合わせを実現するためには、仮説を事前に立て、
その仮説に基づいて話を進めることが効果的だと思います。
準備は何事においても大切です。

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