自分では気づかない不潔なデザイン
DATE . 2024.03.01
Category : ブランディングデザイン
Creative Director
小売業からデザインの道へ進み、3度の起業を経て、現在はブランディングを軸に中小企業の支援を行う。WEBを活用したマーケティングが好き。根拠はないが"招き猫体質"らしい(笑)
© 2024 TONE BRANDING.
DATE . 2024.03.01
Category : ブランディングデザイン
Creative Director
小売業からデザインの道へ進み、3度の起業を経て、現在はブランディングを軸に中小企業の支援を行う。WEBを活用したマーケティングが好き。根拠はないが"招き猫体質"らしい(笑)
デザインの世界にいると、デザインの力を毎日感じています。
デザインを変えるだけで、売り上げが伸びたり、人が集まったりすることを見ると、
デザインの可能性を疑わずにはいられません。
同時に、自分が関わっているデザインの仕事の大切さや責任の重さも実感しています。
僕がデザインをしているからこんなことを言うわけではありませんが、
デザインはやっぱりプロに任せた方がいいと思います。
デザインは、誰にでもできると言えばできます。
プロ用のソフトウェアを使わなくても、最近ではCanvaのように誰でも簡単にデザインができるウェブサービスがあったり、
ExcelやPowerPointでもデザインは作れます。
だから、デザインはハードルが高そうに見えて、実はそうでもないとも言えます。
コスト削減のために、パソコンが得意な社内の人がさっとデザインを作ることもよくあります。
それ自体が悪いわけではありませんが、注意すべき点は、「そのデザインが不潔でないか」ということです。
「不潔」という表現を使うと、ちょっと誤解されるかもしれませんが、今回の話ではあえて使います。
不潔なデザインとは何でしょう?
例えば、人を例に取ってみると、不潔な人にメリットはありません。
デメリットと言えば、相手に悪い印象を与えることです。
人は最初に受けた印象を持続させる「初頭効果」があるため、
最初の印象が見苦しいと、その人はずっと悪い印象を持たれがちです。
不潔な人は、不潔になりたくてそうなっているわけではありません。
ほとんどの場合、自分が不潔とは思っていないからです。
では、なぜ不潔な人が存在するのでしょうか?
それは、自分が不潔と気づかないからだと思います。
デザインに話を戻しましょう。
デザインにも、不潔なデザインとそうでないデザインがあります。
自分では良いと思っていても、客観的に見て不潔なデザインだとしたらどうでしょう?
知らず知らずのうちに、悪い印象を与え続けているかもしれません。
まずは、自分たちが作ったデザインがどう見られているか、
偏見なしに意見を言ってもらえる人に聞いてみるといいでしょう。
もし不潔なデザインだと言われたら、プロのデザイナーに依頼するべきです。
プロに依頼することは、人で言うと身だしなみを整えることに似ています。
適切なコストをかけてプロに任せないと、気づかないうちに自分たちに不利な影響を与えてしまうかもしれません。
DATE . 2024.02.18
デザインと経営の関係性
海外では、Apple、Dyson、IBMといった著名企業が経営戦略の核心にデザインを据え、その取り組みにより成功を収めています。しかし、日本ではデザイ
Written by : Nakamura Hiroki
Category : ブランディングデザイン / 経営戦略
DATE . 2024.02.18
はじめてみようデザイン経営
現代では良い商品やサービスが溢れ、差別化が難しくなっています。SNSをはじめとするインターネットサービスの普及により、消費者の選択肢はま
Written by : Nakamura Hiroki
Category : ブランディングデザイン
DATE . 2024.02.21
デザイン思考を経営に取り入れよう
デザイン思考という用語を耳にしたことがあるかもしれません。 「デザイン」という言葉が入っているため、デザインに関わらない仕事をしている
Written by : Nakamura Hiroki
Category : ブランディングデザイン / 経営者の仕事