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正しい価格の付け方教えて!

DATE . 2024.02.27

Category : ブランディング / マーケティング

Nakamura Hiroki
ジャーナルを書いた人Nakamura Hiroki

Creative Director

小売業からデザインの道へ進み、3度の起業を経て、現在はブランディングを軸に中小企業の支援を行う。WEBを活用したマーケティングが好き。根拠はないが"招き猫体質"らしい(笑)

正しい価格の付け方教えて!

今日は「価格設定の重要性」というテーマでお話しします。

「価格の設定方法」は学校で教わるものではなく、多くの方が疑問を抱えるかもしれません。
正しい価格設定とは何でしょうか?

まず、価格とは「売り手と買い手が合意に至った商品の価値」です。
重要なのは、双方が納得した上での合意です。
水が100円でも1万円でも、合意があれば成立します。

価格設定が経営に及ぼす影響は大きいです。
たとえば、利益率40%で100円の商品を250個売る場合と、価格を倍にして125個売る場合では、利益の差は大きくなります。
価格を上げることのインパクトは非常に大きいのです。

価格の基本的な設定方法は、買い手の支払い意志と売り手の受け入れ可能額が重なる範囲を見極めることです。
売り手は原価と必要利益を考慮して価格を設定し、買い手は価値に基づいて支払意志を決定します。

買い手の支払い意志は人と状況によって異なります。
たとえば、普段100円の水を飲んでいる人と1万円の水を飲んでいる人では、許容価格範囲が異なります。
価格設定は、提供する価値とその価値を認識する対象者の許容範囲を考慮して行う必要があります。

また、価格は時間や環境によって変わります。
例えば、テーマパークの入園料は平日と週末、繁忙期によって異なります。
これは時間や環境が価値に影響を与えるためです。

適切な価格設定は、提供する価値を正確に把握し、
その価値が顧客にとってどの程度の価値があるかを評価することから始まります。
価格は顧客が感じる価値に基づいて設定され、適切な価格設定には常に市場と顧客のニーズを理解する努力が必要です。

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