大胆に値上げする方法!
DATE . 2024.02.26
Category : 経営戦略 / マーケティング
Creative Director
小売業からデザインの道へ進み、3度の起業を経て、現在はブランディングを軸に中小企業の支援を行う。WEBを活用したマーケティングが好き。根拠はないが"招き猫体質"らしい(笑)
© 2024 TONE BRANDING.
DATE . 2024.02.26
Category : 経営戦略 / マーケティング
Creative Director
小売業からデザインの道へ進み、3度の起業を経て、現在はブランディングを軸に中小企業の支援を行う。WEBを活用したマーケティングが好き。根拠はないが"招き猫体質"らしい(笑)
最近、「8月に冷凍食品が2,400品目値上げされる」というニュースがありました。
これに対して消費者からは「家計に直撃だ」という声が上がっています。
このような値上げのニュースはもはや日常風景となり、「値上げ=悪」というネガティブなイメージが強まっています。
しかし、原材料費や人件費の上昇、コロナの影響で企業の利益が圧迫されている現状では、
生き残るためには値上げが避けられません。
僕は、今こそ積極的に値上げを行うべきだと考えています。
特に、日本の企業は営業利益が薄いため、小幅な値上げでは将来を生き抜くことができません。
大胆な値上げによって、確実に利益を確保すべきです。
ただし、単に値上げするだけでは消費者は納得しません。
そのため、商品の価値を再構築し、その価値を明確にしてから価格を上げる必要があります。
例えば、日本で最も売れているアイス「ガリガリ君」は、
発売から25年間60円で販売され続けましたが、2016年に70円に値上げされました。
値上げ後も売上はほぼ横ばいで、値上げによって売上が減少することはありませんでした。
この成功は、赤城乳業が新商品の開発を続けるなどのチャレンジ精神とともに、価値の再構築によるものです。
特に、値上げ時に流れた「社員が頭を下げるCM」は消費者に強い印象を与え、
「25年間値上げせずに努力してきた」というメッセージを効果的に伝えました。
この例から、大胆な値上げを成功させるには、商品の価値を見直し、
それを消費者に明確に伝えることが重要であることがわかります。
商品の再構築、すなわち価値の「見える化」が、値上げを成功させる鍵です。
価値の「見える化」にはブランディングのアプローチが有効なので、またの機会にお話ししたいと思います。
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