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経営者が引退するタイミング

DATE . 2024.02.26

Category : 経営戦略 / 経営者の仕事

Nakamura Hiroki
ジャーナルを書いた人Nakamura Hiroki

Creative Director

小売業からデザインの道へ進み、3度の起業を経て、現在はブランディングを軸に中小企業の支援を行う。WEBを活用したマーケティングが好き。根拠はないが"招き猫体質"らしい(笑)

経営者が引退するタイミング

今日は「経営者の引退タイミング」というテーマについて考えてみたいと思います。

突然ですが、経営者が引退する最適なタイミングっていつなのでしょうか?

調べてみると、企業の平均寿命は23.8年、
中小企業経営者の平均引退年齢は67~70歳というデータがあります。

例えば僕が32歳で会社を設立したとすると、平均寿命を基にすると56歳頃がターニングポイントになる計算です。
しかし、時代の変化の激しさを考慮すると、実際はもっと短い期間かもしれません。

一方で、人間の寿命は男性が81歳、女性が87歳(2019年時点)ですが、
健康に生きられる「健康寿命」はそれより短く、男性が72歳、女性が75歳と言われています。
これを企業に当てはめると、企業の平均寿命は23.8年ですが、健康に経営できる期間はそれよりも短いかもしれません。

企業を平均寿命以上に持続させるためには、経営状態が健全な間に経営者を交代させることが重要かもしれません。
特に、経営が悪化し始める前に決断を下すことが求められます。

では、引退するべき時期は具体的にいつなのでしょうか?

僕の考えでは、経営者が「ピークアウトしたタイミング」が適切かもしれません。
ピークアウトの状態で引き延ばしてしまうと、企業の将来に選択肢が限られてしまうからです。

ピークアウトしたかどうかは、他者から指摘されることは稀です。
したがって、経営者自身が自己評価を行い、自らのピークを見極める必要があるのではないでしょうか。

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