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真似されにくい差別化ポイント

DATE . 2024.02.25

Category : ブランディング

Nakamura Hiroki
ジャーナルを書いた人Nakamura Hiroki

Creative Director

小売業からデザインの道へ進み、3度の起業を経て、現在はブランディングを軸に中小企業の支援を行う。WEBを活用したマーケティングが好き。根拠はないが"招き猫体質"らしい(笑)

真似されにくい差別化ポイント

今日は「真似されにくい差別化ポイントとは?」というテーマで話したいと思います。

差別化とは、同じ種類のもの同士で明確な区別をつけることを意味し、ビジネスで頻繁に用いられる言葉です。
差別化ポイントがないと、消費者はどれを選べばいいのか迷ってしまいます。
そのため、自社の差別化ポイントを明確にし、強調する必要があります。

しかし、無理に作り出した差別化ポイントは持続しづらいものが多いです。
例えば、価格を差別化ポイントにした場合、競合がさらに価格を下げれば、価格競争に陥ります。
結果として、資本力のある企業が勝つことになります。
価格を差別化ポイントにすると、簡単に真似され、すぐに差別化ポイントを失ってしまいます。

そのため、他社に真似されにくい差別化ポイントを見つけることが重要です。その答えは「自社らしさ」です。
「らしさ」とはその人(またはモノ)にふさわしい様子を指します。
例えば、「○○さんらしくていいね」という使い方をします。

「らしさ」を感じるには、まずその人の「見た目」から判断し、次に考え方や言動から「らしさ」を感じ取ります。
これは人の「知覚・感性」を司る右脳で認知し、その後「思考・論理」を司る左脳で検証するプロセスです。

企業に当てはめてみると、「自社らしさ」を形成するには、右脳にアプローチする視覚情報(ロゴ、ウェブ、色、オフィスなど)と、
左脳にアプローチする情報(企業理念、ビジョン、社風など)の両方が必要です。
まずは右脳にアプローチして興味を引き、その後左脳的要素を通じて自社らしさを伝えることが大切です。

「自社らしさ」は他社に真似されにくいものですが、
ただ単にアピールするだけでは選ばれにくいため、独自性を含めることが重要です。

自社らしさを見つけるには、理念やビジョン、
社風、会社のストーリーなどの左脳要素から見直してみるといいでしょう。

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