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戦略と戦術は混同しちゃいけない

DATE . 2024.02.22

Category : 経営戦略

Nakamura Hiroki
ジャーナルを書いた人Nakamura Hiroki

Creative Director

小売業からデザインの道へ進み、3度の起業を経て、現在はブランディングを軸に中小企業の支援を行う。WEBを活用したマーケティングが好き。根拠はないが"招き猫体質"らしい(笑)

戦略と戦術は混同しちゃいけない

自慢ではないですが、僕は計画を立てるのが苦手です。
特に「中長期経営計画」のざっくりとした作り方には自信があります。

とはいえ、現在「中長期経営計画」を策定中です。
デザイン会社アプリコットデザインが10期目に入ったこともあり、今後の方向性を見直しています。
改めて感じるのは、計画を立てるのは本当に大変だということです。

計画を立てない主な理由は、ほとんどの場合計画通りに進まないからです。
時代が変わる速さを考えると、計画が無意味に思えることもあります。

しかし、計画を立てることは経営者の重要な仕事です。
自分自身を奮い立たせ、頑張りたいと思います。

前置きはこのくらいにして、「経営戦略と戦術の混同を避けるべき」というテーマでお話しします。

経営戦略とは、ビジョンを達成するために何を行い、何を行わないかを決めることです。
一方、戦術はその実行方法を具体的に決めることを指します。

戦略と戦術を混同すると、問題が発生します。
戦略は企業の進むべき方向を示す重要な要素であり、経営者が独断で決めるべきものです。
これは企業の基礎を形成する大切な部分です。

私は年に一度の見直しを行っていますが、
戦略を頻繁に変えることは基礎を不安定にし、企業を揺るがせてしまいます。

一方で、戦術はトライアンドエラーを繰り返しながら速やかに改善していく必要があります。
特に現代のように変化が激しい時代では、その柔軟性が求められます。

新しい試みが失敗した場合、それが戦略の問題だと誤解すると、
戦略の変更を余儀なくされ、企業が不安定になります。

重要なのは、戦略と戦術を正しく区別し、特に戦略は容易に変更してはならないということです。
戦略が頻繁に変わるのは、経営者自身が納得していない証拠かもしれません。

経営戦略は非常に重要です。では、事業計画の作成に戻ります!

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