不安が増えると消費が二極化する
DATE . 2024.02.19
Category : マーケティング

Creative Director
小売業からデザインの道へ進み、3度の起業を経て、現在はブランディングを軸に中小企業の支援を行う。WEBを活用したマーケティングが好き。根拠はないが"招き猫体質"らしい(笑)
© 2024 TONE BRANDING.
DATE . 2024.02.19
Category : マーケティング
Creative Director
小売業からデザインの道へ進み、3度の起業を経て、現在はブランディングを軸に中小企業の支援を行う。WEBを活用したマーケティングが好き。根拠はないが"招き猫体質"らしい(笑)
円安、デフレ、少子高齢化など、日本は多くの不安要素を抱えています。
コロナ以前から、日本の消費者行動は二極化していると言われてきましたが、
コロナの影響でこの傾向がより顕著になったと感じられます。
この二極化とは、価格を最優先する購買行動と、価格が高くても質の高い商品を選ぶ消費者行動に分かれることを意味します。
コロナ禍で外出が制限されたことにより、贅沢な食品の配送サービスを利用するなど、消費行動に変化が見られました。
例えば、ジュエリー業界ではコロナ禍で市場が低迷しましたが、外出機会の減少が直接的な原因であり、最近になって回復傾向にあるとされます。
結婚指輪の購入においては、結婚式や旅行が制限される中で、より高品質な商品を選ぶ傾向が強まりました。
「ゼクシィ結婚トレンド調査」によると、首都圏のカップルが購入した結婚指輪の平均価格は、
2019年の24.8万円から2020年には26.6万円へと上昇したとのことです。
これは、低価格帯の商品を扱うブランドにとっては厳しい状況を示しています。
おつまみや結婚指輪の例からもわかるように、多くの人々は中途半端な品質の商品よりも、
少し高価でも質の高い商品を選びたいと考えています。
消費行動の変化に伴い、コロナ前と比較して生活満足度が向上したというデータもあります。
経済状況が不安定で先行きが不透明であっても、結果的に私たちの生活の満足度は高まっているのです。
不安要素があると、人々は本能的にその不安を回避しようとする心理が働きます。
消費行動では、リスクを避けて堅実な選択をする傾向にあります。
これには、コストを節約して価格が低い商品を選ぶ場合と、品質が高く長持ちする商品を選ぶ場合の二つがあります。
このような背景から、社会が不安定になればなるほど、
消費の二極化は進んでいくと考えられます。
これからも不安な時代が続くなかで、中価格帯の商品はさらに厳しい状況に直面する可能性が高いです。
価格上昇の流れの中で、企業は価格設定に対してより戦略的に取り組む必要があります。
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