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ネット上で売り場面積拡張と買いやすさを追求する

DATE . 2024.01.12

UPDATE DATE . 2024.02.12

Category : マーケティング

Nakamura Hiroki
ジャーナルを書いた人Nakamura Hiroki

Creative Director

小売業からデザインの道へ進み、3度の起業を経て、現在はブランディングを軸に中小企業の支援を行う。WEBを活用したマーケティングが好き。根拠はないが"招き猫体質"らしい(笑)

ネット上で売り場面積拡張と買いやすさを追求する

たとえ優れた商品やサービスでも、実際に手に取ってもらい、
購入してもらえなければその価値は生まれません。
今日は理解しやすいように、お店の例を挙げて話しますが、
これはBtoC、BtoB問わず、幅広く参考にしていただければと思います。

売り場は広い方が良い

商品は販売スペースが広いほど売れる傾向にあります。
これは僕が以前、CDショップで働いていた際の経験に基づくものです。

まだ名前の知られていないインディーズバンドのCDがありました。
放っておくとほとんど売れなさそうなCDで、通常の仕入れはせいぜい1枚です。

でもこのCDを10枚仕入れ、売り場の面積を広げ、コメント等を書き、
売り場をしっかりと作ったところおもしろいようにCDが売れたのです。

このことから、販売スペースは広い方が売れるということが分かりました。

身近なところで、コンビニのお酒。

棚1列に酎ハイが10アイテム並んでいて、
そのうち7面が「氷結」であった場合、面の70%をシェアを獲得できている状態です。
棚の占有率が高い方が、売れる確率が高まることは火を見るよりも明らかです。

CDや酎ハイでも、販売スペースが広ければ売れやすくなるのは事実です。

では、インターネット上ではどうでしょうか?

僕はインターネット上でも同様の原則が適用されると考えています。

インターネット上での「販売スペース」とは、実質的に「コンテンツ」の量を意味します。

10ページのウェブサイトよりも、1000ページのウェブサイトの方が、
明らかに多くの情報を提供しているため、販売スペースが広いと言えます。
販売スペースを拡大すればするほど、より多くの人に見つけてもらいやすくなり、
結果として「購入しやすくなる」わけです。

買いやすくないと買わない

先日、電気屋さんでガラスケースに入った商品を購入しようとしました。
ガラスケースには鍵がかかっているので、店員さんを呼ばなければ買えません。

しかし、周りを見渡しても店員さんがいない・・・。

僕は購入する意欲が失せてしまい、そのままお店を出ようとしました。
すると、入り口で店員さんが2人で談笑していたのです。

店員さんがバランスよく店内にいてくれたら僕は購入していたので、
「もったいないなー」と思いながらお店を出ました。

いくら良い商品でも、いくらお手頃な値段であっても、
「買いにくい」と商品は売れないですよね。

ではネットの世界ではどうでしょうか?

購入したいと思った時、購入の仕方が分かりにくかったり、
いつ届くのかが分かりづらかったりすると熱が冷めてしまいます。

これらの買いにくくしている要素を、できる限りクリアしておく必要があります。

売り場面積を広げたり、購入時の障壁を排除したり。
常にお客様の立場になって、買いやすさを追求していきたいものですね。

それではまた!

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